素材と製法
ココマニがこだわったのは...
上質で心地よさを感じられる素材であること。
心地よさと肌への優しさを追求した製法であること。
素材について
MATERIAL
オーガニックコットン
ココマニの寝具は、吸・放湿性と安全性を考えて、生地や中綿にオーガニックコットンを採用しています。 オーガニックコットンとは無農薬で栽培されたコットン(綿花)のことです。 農薬や化学肥料を3年以上も使わずに栽培され、有機肥料や益虫を活用し自然な栽培方法で作られています。茶摘みのようにひとつひとつ丁寧に手摘みで収穫されるオーガニックコットンはやさしさと愛情に溢れた素材です。 そんなオーガニックコットンは肌触りがやさしく、また肌への刺激が少ないため敏感肌の方やお子様にもおすすめです。
地球にやさしいオーガニックコットン 通常のコットンを栽培する農地は、地球上にある農地の中でわずか1%未満程。 しかし、綿花をつくるための害虫駆除にしようされる農薬の使用量は、全世界でつかわれる量の約1/4と非常に多くの農薬が必要となっているのが現状です。 一方でオーガニックコットンの栽培には、化学肥料や殺虫剤など一切の化学農薬を使いません。有機認証機関の管理下で栽培されるオーガニックコットンは世界中の綿の生産量のわずか1%未満という貴重で希少なものなのです。 また、農薬による健康被害もとても深刻です。 農薬に含まれる化学物質は土を汚染し、農地の環境や生態系に被害を及ぼします。そんなコットン農場で働く人の多くが健康面、生活面において苦しんでいます。


つまり、オーガニックコットンは...
環境にやさしく、人にやさしい地球の大切な資源
ということをご理解いただけたのではないのでしょうか。
ココマニはオーガニックコットン協会に加盟し、自然にやさしく体にやさしい製品を皆様にお届けしています。
製法について
METHOD
日本の技術でつくる
心地良さと肌への優しさを追求したら、「昔ながらの製法」に辿り着いていました。 ココマニオリジナルのここちガーゼは、古くから伝わる製法と知恵でつくられています。それは素材本来の特性を活かし、風合いを一層引き立てる自然の摂理に従った適切な製法だと気付いたからです。
例えば、和晒し製法 晒し(さらし)とは、生地を織る工程で使った糊や、付着している不純物を取り除く工程のことです。この工程を経て、生地は布として利用できるようになります。晒しには、「和晒し」と「洋晒し」があります。 洋晒しとは、自動精錬機を使い1時間程度で洗浄漂白を行います。生地に圧力をかけながら薬品で洗浄する方法で、短時間で洗浄できるというメリットがあるものの、繊維にストレスがかかり、柔らかさに欠けてしまいます。そこで弊社では、和晒し製法に着目しました。
四日間の窯熟成でふんわり 和晒し製法は、四日間という時間をかけて、大きな窯の中に入れた生地を職人さんが状況を見ながら晒してゆく、昔ながらの製法です。ろ過した天然水を何度も入れ替え、不純物や余分な色素を取り除き洗浄していきます。沸点は90℃までに抑え、生地を引っ張ったり動かしたりもしないので、繊維にストレスがかからず、ふわふわで上質なガーゼ生地が出来上がります。
日本の技術を守るために
ファストファッションが流行する現代。 大量生産への移行、労働環境の悪化により多くの繊維工場や織機工場が廃業に追い込まれました。しかし、その確かな技術や製法は大量生産やスピード生産にはない、素材の良さを十二分に引き出した、心温まるここちの良い製品となります。この素晴らしい技術や製法はこれからの日本の“ものづくり”にまだまだ欠かすことのできない大切な財産であると考えています。そんな日本の技術を守るためにも、ココマニを通して多くの方へ知っていただくことが私たちの使命でもあります。